続 コンディショニング

前回のブログではコンディショニングの重要性について書きたかったのですが、話があさっての方向に飛びました。改めて↓
記したくなったのは、数日前にある生徒さんが「私は絶対に休みません」と口にしたことがきっかけです。昨今なかなか耳にしないセリフで、印象に残りました。
医学部をはじめとする難関大学は狭き門です。当然、ライバルも必死で闘っています。その中で頭一つ抜けるためには、同じことをしている訳にはいきません。我々のカリキュラムもそれなりにハードなものになります。
6月は疲れも溜まりますし、ついて行くのも大変ですから、体調を崩す生徒さんも、連日続くテストの一部を欠席する生徒さんも出てきます。その渦中でのセリフ。「私は絶対に休みません」
こういうセリフを口に出来る生徒さんのコンディションは、崩れません。逆に、「調子が悪ければ休めばいい」と心のどこかで思っている場合、簡単に崩れます。「病は気から」とはよく言ったものです。身体と心が密接に結びついていることを、昔の人はよく知っていた。
学校であれ習い事であれ、私は自分の子どもを、簡単には休ませません。休むとそれがクセになるからです。子供ですから休めればラッキーと思うかもしれませんが、その「ラク」のツケを払うことの方がよほど大変なのだ、という事を、子供は分かりません。このご時世、「その程度で休むな。行って、もし倒れたら迎えに行く。だから行きなさい」と言えるのは親だけです。大変な時ほど学びの機会ですから、タイミングを逃さず、うんと苦しい思いをさせます。
また、そういう理不尽な目に遭わされていれば、自分の身体の声にも敏感になるはずです。ダメなら休めばいい。そう思っていれば、自分の身体の声を無視します。娘は私のことを「私のオヤジまじヤバイ!」と思っているかもしれません。反撥を買ってグレる可能性もありますが、それはそれで上等です。娘はご近所さんでもお客さんでもない。妙に気遣うよりも、将来、社会でちゃんとメシを食えるように育てなきゃいけません。そう考えれば、ある程度の対峙は不可避です。
コンディショニングの始まりは、譲れない一線を持つこと。その一線を守るために、自分の身体の声に耳を傾けて、ありとあらゆる施策を打つことだと思います。日本代表の面々の場合、W杯での勝利は、どうしても譲れないものだったはずです。この一勝のためであれば、厳しく己を律することなど何でもない。そう考え、実践できる選手たちが一つになって、ようやく勝てるのが世界を舞台にした真剣勝負なのだと思います。
どうしても譲れない一線を、貴方は持っているでしょうか。

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